遍路旅に出る前はいつも、1gでも荷物を軽くするために四苦八苦しています。
あれもこれもと思いながら、季節関係なく毎回これだけは持っていく持ち物を一覧にしました。
リュックの重さは、水と食料(道中、食料を買えない日)の重さがプラスになります。私は、プラス1kg〜夏だと1.5kgをみて準備しています。
雨の日対策や、季節に合わせてリュックに追加する持ち物についての記事は、↓のブログの中でまとめています。
着替え(乾きやすさ重視)
着替えは1セットリュックに入れています。
夕方前には宿に着いて、夕飯前にはほぼ、お風呂と洗濯を済ませている状態です。乾きやすい服であれば、一晩でほぼ乾いています。(乾燥機もある宿もありますが、乾きやすい服だと、乾燥機代の節約にもなります)
荷物をできるだけ減らしたいので、夜に宿で着るものも日中歩くものも大差ない形にしています。宿では大抵、浴衣など準備してくれているため、夜は宿のを着たりもしています。
お財布
普段使いの財布を「さぁ! 持って行こう」と思った時に、案外大きいことや、雨に濡れると困るかもと気づいたりします。
お寺でお賽銭や納経したり、自販機でちょっと飲み物買う時など、財布の出し入れって結構あります。財布をリュックに入れてしまうと、出し入れが割と大変です。
旅用の財布を準備する際に、せっかくなので財布の大きさと重さを少しでも減らしたいところです。また、普段の財布の中身全部を遍路旅に持っていく必要はないため、使うものだけを入れ替えるようにしています。
モンベルの財布はコンパクト & ナイロン製で軽い(重要!)です。
裁縫道具
コンビニで見かけるような、コンパクトサイズのものです。
主に、足のマメ対策で針と糸が欲しいとき用です。裁縫道具には小さなハサミが付いているのもいいです。ハサミだけで買うとなかなか小型のものってないため便利です。
絆創膏
大きいものから小さいものもまで、いくつか大きさを変えて、数枚ずつ持ち歩いています。「薬局が近くに欲しい!」と思った時に限って、案外なかったりするんですよね。
爪切り
数日だけの旅なら無くても困らないかもしれないですが、足はしっかりケアしておきたいところです。
小型ライト
山道で少し薄暗くなってきたとき、ライトがあると超便利です。舗装された道を歩いていても、夕方になると周りに灯りがなくて辺り一面真っ暗になることもあります。
また、お遍路さんの朝は早くて、場合によっては日の出前に歩き始めるなんてこともありえます。夏は日中歩けないくらい暑いため、私の場合、夏は日の出前に宿を出て歩き始めることが多いです。
ほんとは両手をふさがないヘッドライトが1番いいと思います。(山の中なら特に、片手に金剛杖も持ってるので)
LESCHI (レスシャイ)のライトは、手のひらサイズの小型 & 軽量で便利です。立てて、ランタンのように自立させて使うこともできます。
ライトをつけた時の様子など、↑のサイトから写真を見ることができます。赤以外にも、ゴールドとシルバーもあります。写真をクリックでも詳細ページを開けます。
笛
まだ使ったことはないんですが、山道で滑落などして遭難したときようにと持ち歩いています。リュックによっては、笛がついてるものもあります。
私のリュックにも笛は元々ついていて、それに気付かず小型のを購入しました。
足のマメ予防のクリーム
プロテクトJ1 皮膚保護クリームを使っています。
山道に入る前なんかに足に塗ることが多いです。匂いも全然なくてとても使いやすかったです。
焼山寺に行くときに試してみました。ベタベタするのかな? と思いきや、クリームを塗ってから靴下と靴を履いてみると、足がサラッとしていい感じでした。
1日持ちそうでしたが、焼山寺は登りだけでも平均6時間くらいかかるので、降りる時にまた塗り直しました。
山の上り下りは特に、足の同じ部分に圧がかかり続けることが多く、マメができやすくなります。(重心が偏らないようにとか気をつけていても、疲れてくると気を配ってもいられなくもなり……)
↓のブログでは、おすすめの靴と一緒に紹介しています。
https://tabibitoblog.com/shoes/
ジップロック(チャック付きの)
主に、雨が降った時のリュック内でのパッキング用です。
リュックにカバーをかければ中が濡れることはそうないのですが、やっぱり納経帳は守っておきたいです。
大袋1枚ではなく、少し小さいものを数枚持ってます。
洗濯ネット
私の場合は、服だけならネットに入れなくても全然気にならないんですが、下着が入るくらいの大きさのものがあると安心です。
特に遍路宿に泊まると洗濯機って必ずあるのですが、いろんな方が使います。宿に到着する時間はみんな割と同じくらいなので、洗濯機を使いたい時間も重なりがちです。
洗濯機しようと思って、洗濯機が動いてないと「あ、使えるかな」と蓋を開けて中を確認することもあります。そんな感じで、洗濯機の中を見られた時に安心です。
宿によっては、洗濯物をかごに入れて宿の方に預けて洗ってもらうところもありました。そんな時も、下着だけでもネットに入れておけると、宿の方に申し訳なく思わなくて済みます。